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文化交流 > 文化 > 『三字経』第5単元 黄香と孔融
『三字経』第5単元 黄香と孔融
香 九 齡 能 溫 席 Xiāng jiǔ líng néng wēn xí 香は九齢にして 能(よ)く席を温む
孝 於 親 所 當 執 Xiào yú qīn suǒ dāng zhí
親に孝あるは 当(まさ)に執(と)るべき所(ところ)なり
融 四 歲 能 讓 梨 róng sì suì néng ràng lí 融は四齢にして 能(よ)く梨を譲る
弟 於 長 宜 先 知 dì yú zhǎng yí xiān zhī
長に弟あるは 宜(よろ)しく先(ま)ず知るべし
《解釈》
黄香は9歳にして、冬にはちちのため寝床を温めた。子は皆、進んで親孝行すべきである。孔融は4歳の時、大きな梨を兄のために譲った。目上を敬う道理は、誰もが幼少より心得るべきだ。
《注釈》
香:香り、ここでは人名 歳、年齢 溫:暖かい、温度 席:寝床 親:父母、親しい 執:執行する、守る 當:当然、当たり前
融:溶ける、融合する(ここでは人名) 讓:譲る、譲歩する 梨:梨 弟:弟 長:長い、年長者 宜:するがよろしい、適当である、すべきである
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