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引用サイト:新唐人
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三字経
伝統文化教材≪三字経≫について
正に伝統文化教材とも言える『三字経』は、台湾・益群書店から出版されている。本書は『弟子規』や『千字文』、『千家詩』の後に続いて出版された、伝統文化教材詳解シリーズの第4作である。
概要
『三字経』は、宋朝の私塾でテキストとして使われたことが始まりで、現在の小学校の教科書に相当する。ただし、このような毎句3字という形式を最初に用いたのは一体誰なのかについては、意見が割れている。宋の王応麟撰という説も有れば、宋末の区適子の撰とする説も有る。
“経”とは不変の道理であり、古人がある本のことを“経”だと称せば、その本は間違いなく価値がある。中国古代には経典書が非常に多いが、中でも『三字経』は最も読みやすい書物と言える。文学、歴史、哲学、地理天文、道徳倫理、忠孝節義など幅広い分野を題材としており、内容は豊富だが、文章構成は簡潔であり、一句が3字なのでリズム良く読めて面白い。さらに、心に響く内容になっており、初学の児童にとって、『三字経』を覚えることで常識や国学、歴史的故事を数多く学び取ることができ、さらに人としての道理も身に付けられる。だから、『三字経』は児童啓蒙教材として常に1位に選ばれている。
本書は全部で44単元に分かれ、八句ごとに1単元となっている。毎単元の内容には、原文、発音練習、語句解釈、参考訳文、問題討議が盛り込まれている。発音練習は、注音字母表記とピンイン表記の2種類ある。語句解釈は、語句の文章中における意味に注釈を加える他に、特殊な意味のある語句については、その背景を紹介している。参考訳文は、白話翻訳の部分を指し、読者に一句ごとの意味をより理解してもらうことを目的としている。最後に、八句の内容に基づいて、読者諸君が少しでもヒントを得られるようにと願って考えた問題をまとめてある。こういった討論の機会を通して、読者諸君に毎回の単元の主旨をより深く把握してもらうことがねらいである。その他、各単元の終わりには、単元の内容と関係の深い物語と、その物語から感じ取ったことをまとめてもらう作文問題を設けた。
『三字経』は学びやすく、覚えやすい。多くの人に長年愛され続けているのは、この教材を学ぶことで中国伝統文化の気質を養えるだけでなく、学んだことを人としての在り方や世渡りの手本とすることもできるからである。
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『三字経』第1単元 周処三害を除く
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『三字経』第2単元 竇燕山 子を教える
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『三字経』第3単元 武訓 学校を造る
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『三字経』第4単元 卞和 玉を献ずる
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『三字経』第5単元 黄香と孔融
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『三字経』第6単元 舜(しゅん)の物語
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『三字経』第7単元 聡明な許允の妻
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『三字経』第8単元 黄帝と指南車
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『三字経』第9単元 信義に背いた虞孚(ぐふ)の末路
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『三字経』第10単元 コメの由来
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『三字経』第11単元 黄帝と音楽
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『三字経』第12単元 飲水思源(いんすいしげん)
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『三字経』第13単元 趙孝争死(趙孝 死を争う)
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『三字経』第14単元 乾隆帝と紀暁嵐
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『三字経』 第15単元 孔子の話
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『三字経』 第16単元 文質彬彬にして君子なり
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『三字経』 第17単元 凍った池で鯉を獲った王祥
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『三字経』 第18単元 高価な帯を持ち主に返した裴度ー運命は変えられる
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『三字経』 第19単元 親孝行な曾子の死に際〜華やかに飾って死ぬのではなく身分相応に〜
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『三字経』第20単元 一つの質問で三つの教訓を得る
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