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文化交流  >  文化  >  『三字経』第1単元 周処三害を除く
引用サイト:新唐人
https://www.ntdtv.jp/2018/01/1404/
『三字経』第1単元 周処三害を除く
人 之 初    性 本 善
rén zhī chū  xìng běn shàn

人の初め 性本より善

性 相 近    習 相 遠    
xìng xiāng jìn  xí xiāng yuǎn

性 相近けれども 習い相遠し



苟 不 教   性 乃 遷

gǒu bú jiào xìng nǎi qiān

苟(いやしく)も教えずんば 性 乃(すなわ)ち遷(うつ)る

教 之 道   貴 以 専
jiào zhī dào  guì yǐ zhuān

教えの道は専(もっぱ)を以(もっ)て貴ぶ



《解釈》

人の本性は皆 生まれつき善良である。しかし成長の過程で 教育環境が異なれば、身に着く習慣も異なる。だから適切な指導が無いと、善良だった本性が変わってしまう。また指導には集中して臨むべきだ。



《注釈》
人: 人
之:「の」 という意味を持つ助詞
初:初めの、最初の
性: 本性、性格、性情、性質
本:本来
善:善良、良い
相:互いに、相
近:近い
習:後天的習慣や習性、学ぶ
遠:遠い、差が大きい。

苟:もし、仮に
不:しない、いいえ
乃:である、すなわち・・・である
遷:移る、変わる
教:教える
道:方法、道理
貴:重んじる、大切
専:専一である、もっぱらにする
『三字経』第1単元 周処三害を除く
『三字経』第2単元 竇燕山 子を教える
『三字経』第3単元 武訓 学校を造る
『三字経』第4単元 卞和 玉を献ずる
『三字経』第5単元 黄香と孔融
『三字経』第6単元 舜(しゅん)の物語
『三字経』第7単元 聡明な許允の妻
『三字経』第8単元 黄帝と指南車
『三字経』第9単元 信義に背いた虞孚(ぐふ)の末路
『三字経』第10単元 コメの由来
『三字経』第11単元 黄帝と音楽
『三字経』第12単元 飲水思源(いんすいしげん)
『三字経』第13単元 趙孝争死(趙孝 死を争う)
『三字経』第14単元 乾隆帝と紀暁嵐
『三字経』 第15単元 孔子の話
『三字経』 第16単元 文質彬彬にして君子なり
『三字経』 第17単元 凍った池で鯉を獲った王祥
『三字経』 第18単元 高価な帯を持ち主に返した裴度ー運命は変えられる
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『三字経』第20単元 一つの質問で三つの教訓を得る