文化交流 > 文化 > 『三字経』第1単元 周処三害を除く
引用サイト:新唐人
https://www.ntdtv.jp/2018/01/1404/
『三字経』第1単元 周処三害を除く
人 之 初 性 本 善 rén zhī chū xìng běn shàn
人の初め 性本より善
性 相 近 習 相 遠 xìng xiāng jìn xí xiāng yuǎn
性 相近けれども 習い相遠し
苟 不 教 性 乃 遷
gǒu bú jiào xìng nǎi qiān
苟(いやしく)も教えずんば 性 乃(すなわ)ち遷(うつ)る
教 之 道 貴 以 専 jiào zhī dào guì yǐ zhuān
教えの道は専(もっぱ)を以(もっ)て貴ぶ
《解釈》
人の本性は皆 生まれつき善良である。しかし成長の過程で 教育環境が異なれば、身に着く習慣も異なる。だから適切な指導が無いと、善良だった本性が変わってしまう。また指導には集中して臨むべきだ。
《注釈》 人: 人 之:「の」 という意味を持つ助詞 初:初めの、最初の 性: 本性、性格、性情、性質 本:本来 善:善良、良い 相:互いに、相 近:近い 習:後天的習慣や習性、学ぶ 遠:遠い、差が大きい。
苟:もし、仮に 不:しない、いいえ 乃:である、すなわち・・・である 遷:移る、変わる 教:教える 道:方法、道理 貴:重んじる、大切 専:専一である、もっぱらにする
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『三字経』第1単元 周処三害を除く
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