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文化交流  >  文化  >  『三字経』第2単元 竇燕山 子を教える
引用サイト:新唐人
https://www.ntdtv.jp/2018/01/1413/
『三字経』第2単元 竇燕山 子を教える
第2単元 竇燕山 子を教える



昔 孟 母    擇 鄰 處
xí mèng mǚ  zé lín chǔ
昔 孟母 隣を択(えら)びて処(お)り


子 不 學    斷 機 杼
zǐ bù xué   duàn jī zhù

子 学ばざれば 機杼(きちょ)を断つ



竇 燕 山    有 義 方
dòu yān shān  yǒu yì fāng
竇燕山(とうえんざん)に 義方有り


教 五 子    名 俱 揚
jiào wǚ zǐ míng jù yang

五子を教え 名 倶(とも)に揚(あ)ぐ



《解釈》

昔、孟母は息子の教育に適した環境を求め、3度も引っ越しをした。ある日、孟子は学校をサボった。孟母は激高し、機織り機の織り糸を切ると、孟子を諭した。「勉強も機織りと同じで、続けることが大切なのよ」



《注釈》

昔:昔、過去の。
孟:長子(第一)、最初に、いそしむ(励む)。ここでは、孟子を指す。
母:母親
擇:選別、選択。
鄰:隣近所
處:場所
断:切断する、切る。
機:機械。
杼:織機の部品

竇:穴、孔。ここでは人の姓。
燕:ツバメ。ここでは中国の地名を指す。
山:山。
義:義理、正しい。
方:方向、方法。
俱:いずれも、みな。
揚:広く人々に知らせる。
『三字経』第1単元 周処三害を除く
『三字経』第2単元 竇燕山 子を教える
『三字経』第3単元 武訓 学校を造る
『三字経』第4単元 卞和 玉を献ずる
『三字経』第5単元 黄香と孔融
『三字経』第6単元 舜(しゅん)の物語
『三字経』第7単元 聡明な許允の妻
『三字経』第8単元 黄帝と指南車
『三字経』第9単元 信義に背いた虞孚(ぐふ)の末路
『三字経』第10単元 コメの由来
『三字経』第11単元 黄帝と音楽
『三字経』第12単元 飲水思源(いんすいしげん)
『三字経』第13単元 趙孝争死(趙孝 死を争う)
『三字経』第14単元 乾隆帝と紀暁嵐
『三字経』 第15単元 孔子の話
『三字経』 第16単元 文質彬彬にして君子なり
『三字経』 第17単元 凍った池で鯉を獲った王祥
『三字経』 第18単元 高価な帯を持ち主に返した裴度ー運命は変えられる
『三字経』 第19単元 親孝行な曾子の死に際〜華やかに飾って死ぬのではなく身分相応に〜
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