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引用サイト:新唐人
【悠遊字在】水の話ー水が伝えるメッセージ
【冒頭の詩】
変化に富み、心優しい 弱くて無口でも、善悪は分かる 雲や霧、氷にもなる 大地を潤す豊かな心 水のごとく月日は去る 青春の日々を大切に 【あらすじ】 私たちの生活に欠かせない水。実にありがたい物だ。だが同時に、水にまつわる災害は多い。大雪に洪水、津波など、情け容赦なく人の命さえ奪ってしまうのだ。 では、心優しい水がなぜ、突然残酷な姿に変わり人々を襲うのだろうか?もちろん、この理由は一概には言えない。しかし、研究によると、人類が滅びるとき往々にして、人の心が退廃し、道徳が廃れていたという。もしかしたら、水はメッセージを発しているのかもしれない。「これ以上悪さをするのは許されないのだよ」と。 だから時に心を静めて、この水のメッセージに耳を傾けてみよう。自然の理に背き、天への敬いの心を忘れてしまった現代人。利益のためなら、自然を壊すことすらためらわない。人として一番大切な心とは何なのだろうか?この番組を見て、何かヒントを得られるかもしれない。 【漢字について】 1、甲骨(こうこつ)文字: 四千年近い歴史を持つ漢字の中で、最古のものとして残っているのが甲骨文字。殷の時代、国にとって重要なことがあると、亀の甲羅や牛の骨を焼いて占った。そのひび割れで出た占いの結果は、刻して記録された。この際使われたのが、甲骨文字だ。 2、金文(きんぶん)文字: 甲骨文字の後、つまり殷・周から秦・漢の時代まで使われた文字。青銅器に刻されたり、鋳込まれたりした。ここでの金は、青銅器を指す。当時は、官職に任命されたり、戦功を上げたりすると、それを青銅器に記録したという。 3、小篆(しょうてん)文字: 金文の後に誕生したのが篆書(てんしょ)。これは小篆と大篆に分かれる。秦の始皇帝は、まちまちだった文字を統一し、標準書体を定めた。これが小篆である。 4、楷書(かいしょ): 南北朝から隋唐の時代にかけて標準となった書体。漢の時代まで使われた隷書から発展したもの。 |