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引用サイト:明慧ネット
http://jp.minghui.org/2017/05/02/52259.html
古今の天象から正法修煉の延長について考える(13)2016:天上では大審判が開始 人間社会も実現に向かう
 大法弟子全体の修煉の時間は師父に何度も延長して頂きました。多くの弟子はそれを大切にし、絶えず精進していますが、一部の人は時間が経つにつれて緩み、正法修煉の時間が延長されることに半信半疑になり、怠惰するうちに中士まで落ち、甚だしきに至っては圓満成就に対しても動揺し、正法修煉を放棄または大法に反対する側に走りました。これらはすべて師父や法を完全に信じていないことによる結果です。遡れば、その根源は旧勢力が中華神伝文化を破壊し、現代人の大法を認識することに妨げをもたらしたからです。

 師父は『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」の中でこのようにおっしゃっています。「なぜならば、この歴史は全部新たに按排されたからです。多くの預言も含め、それが後期段階で合っているかどうかに関わらず、邪悪を震え上がらせ、世の人々にヒントを与える作用があり、世の人々を警告し目覚めさせることができます」。また、師父は「誰であっても見えたことは既に変えられたことです。たまたま幾つかのことが現実と同じであっても、それも按排の中で必要があるから、そのように按排されたのです。これだけのことに過ぎません」[1]ともおっしゃっています。

 正法修煉の時期に保留されたそれらの古い按排の肝心な時刻も、天象に刻まれました。これらの大きな事件の節目節目を顕現させれば、私たちはその中から正法修煉の度々の延長が見えてきます。それによって不信の要素を排除し、最後の修煉の機縁と時間を大切にすることができます。

 本文は大法修煉の中での個人的な悟りなので、次元の限りがあります。適切でない部分があれば、皆さんからご指摘を頂ければ幸いです。

(前文に続く)

 前回私たちは1999、2001、2003、2012年の天象の節目を展開し、旧勢力の束縛を度々突破し、時間が延長されたことを説明しました。時間の座標を2016年に進め、この年に東洋の二つの最も危険な天象が集まり、そして再び西洋の天象と一つに合わさりました。

 1. 天象は再び同一に回帰し 世間の片付けも急ぐ

 【東西の天象がニ度一つに合わさり、天意が現れる】

 前回私たちは2001年の「熒惑が尾宿に留まる」という天象を顕現させる時、それは東西の天象、異なる文化がはじめて一つに合わさり、同じように宇宙の焦点を指し、つまり中国共産党の滅佛と大法弟子が法を護ることです。これも『新約聖書』ヨハネの黙示録で予言された人間の最後の正邪の大戦でした。


図:2001年火星の軌跡「熒惑が尾宿に留まる」は西洋の天象文化の背景での現れである

 2001年の天象図で、世界法輪大法デー「5.13」と受難日「7.20」は正法の力を象徴し、それぞれがサソリを威嚇する起点(転換点)と天罰点(留まる点)になりました。天罰点はサソリの足の所にあるため、人間世界に対応する当時のサタン・江沢民の足も傷つけられました。

 2016年、東西の天象はもう一度一つに合わさりました。火星の軌跡が東洋の天象上で「順行して心宿に留まり、逆行して氐宿に留まる」ということが現れ、これが人間社会の滅佛に対する天罰です。これは張本人への天罰だけではなく人間社会の全ての人への審問です。「中国共産党が天に逆らった時、あなたは何をしていましたか? どちら側に立っていましたか? 真相が分かって正法を認めるか、虚言を信じて波に従って悪事を働くのか」。これは全ての人に対する吉か凶、あるいは福か災いかの天の判断基準です。

 西洋の天象上に火星の軌跡が、「順行してサソリ座に入り、逆行して天秤座に入る」と現れました。サソリの両足は、サタンの両手を象徴し、中国共産党の黒い手と対応しています。天秤座は正義の女神の天秤であり、宇宙の邪悪を審判することを象徴しています。従って西洋の占星術の表面の解析を通って、深い真機に辿り着くと、そのサソリの両足は宇宙の天秤に連れて行かれ、サタンの中国共産党の黒い手、さらにサタンを天秤に連れて行って審判することを現しています。

 これは宇宙の焦点です。『新約聖書』ヨハネの黙示録に記された最後の日である大審判の前奏なので、東西の天象文化はここで必ず一つに合わさらなければなりません。


図:2016年 火星の軌跡の東西天象文化での現れの比較:火星がサタンの足を宇宙の天秤に連れて審判することを象徴

 【天象に従って動き、悪報が急いで追いかける】

 2012年の権力が交代する前に胡錦濤は、江沢民の魔の爪であり、胡錦濤の権力を引き継ぐ予定だった薄煕来を逮捕することに決めました。これはこの天象の路を切り開くためでした。習近平は就任したばかりの時、反腐敗に力を入れ、江沢民派のメンバー、つまり法輪功を迫害することによって出世した人々を捕まえることです。彼らは江沢民の後ろ盾があると思って、思う存分腐敗し、悪事を働き、悪の報いを信じないことが当時から蔓延していました。

 2013年、中央政治局委員、重慶市委員会書記・薄煕来は無期懲役の判決を下されました。薄は大連市委員会書記、市長、遼寧省委員会副書記、遼寧省長、商務部部長、重慶市書記を務めたことがあります。彼は江沢民の法輪功への迫害の黒い手です。

 2015年6月、周永康は無期懲役の判決が下されました。周はかつて中央政治局常務委員、国家の最高権力者の1人であり、江沢民の法輪功への迫害の総代理人でした。

 2015年10月、元四川省副省長、省人民代表大会常務委員会の副主任・郭永祥は、懲役20年の判決を下されました。

 これは悪の報いによるものです。習近平は就任後、反腐敗の運動を起こし、各級で法輪功の血の債務がある役人は、絶えず腐敗の名義で捕えられ、審査を受けました。これは全て2016年に展開する大審判の天象の基礎作りです。大審判の天象の元、滅佛のサタンの黒い手が絶えず人間の審判台に押し込まれました。下記は省部級以上の高官の一部です。

 2016年1月7日、重慶市人民代表大会常務委員会副書記、副主任・譚棲偉、懲役12年。
 1月12日、公安部副部長・李東生、懲役15年。李東生は2001年、法輪功に罪を着せる「天安門焼身自殺事件」をでっち上げたことによって、中央テレビ局の副台長、国家新聞出版廣電総局の副局長、中央宣伝部副部長、公安部副部長などに就任し、最後は法輪功を迫害する610弁公室の主任を務めた。
 3月30日、海南省副省長・冀文林、懲役12年。
 7月4日、中央書記処書記、全国人民政治協商会議副主席、中央統戦部部長・令計劃、無期懲役。
 7月25日、中央政治局委員、中央軍事委員会副主席・郭伯雄、無期懲役。
 9月30日、広東省委員会常務委員、広州市委員会元書記・萬慶良、無期懲役。
 9月30日、山東省委員会常務委員、済南市委員会書記・王敏、懲役12年。
 10月9日、全国人民代表大会環境資源委員会副主任、委員・白恩培、死刑執行猶予。その後、終身刑に減刑され、それ以上の減刑や仮釈放を禁止された。
 10月11日、中国科学協会の党組織書記、副主席・申維辰、無期懲役。
 10月13日、海南省副省長・譚力、無期懲役。
 10月14日、山西省人民代表大会常務委員会副主任・金道銘、無期懲役。
 10月19日山西省委員会常務委員、統一戦線部長・白雲(女性)、懲役12年。
 10月19日、山西省委員会常務委員、秘書長・聶春玉、懲役15年。
 11月9日、環境保護部副部長・張力軍、懲役4年。
 11月11日、内モンゴル政治協商会議副主席、公安庁庁長、党委員会書記・趙黎平、死刑。
 11月11日、広東省政治協商会議主席・朱明国、死刑。
 11月15日、安徽省政治協商会議副主席・韓先聰、懲役16年。
 11月16日、黒竜江省委員会常務委員、大慶市委員会書記・韓學鍵、懲役12年半。
 11月17日、甘粛省人民代表大会常務委員会副主任・陸武成、懲役12年半。
 11月18日、新疆人民代表大会副主任・栗智、懲役12年。
 11月22日、遼寧省政治協商会議副主席・陳鐵新、懲役13年9カ月。
 11月25日、河北省委員会常務委員、組織部部長・梁濱、懲役8年。
 11月28日、河南省人民代表大会副主任・秦玉海、懲役13年半。
 12月13日、浙江省政治協商会議副主席・斯鑫良、懲役13年。
 12月14日、江蘇省委員会常務委員、南京市委員会書記・楊衛澤、懲役12年半。
 12月15日、雲南省委員会副書記・仇和、懲役14年半。
 12月16日、山西省政治協商会議副主席・令政策、懲役12年半。
 12月20日、山西省副省長・杜善學、無期懲役。
 ……

 旧勢力の旧い按排の中で2016年に展開される大審判の天象は、2017年で終わりになります。しかし正法は旧勢力の枠を突破し、もう一度時間を延長しました。ですから人類社会での審判が強烈になればなるほど、サタンの魔の爪、江沢民の天に逆らう黒い手は、一つも漏れなく天の網にかかります。

 2. 旧勢力の険しい按排 大法による慈悲なる延長

 2016年、旧勢力、旧運命の按排は何でしょうか? 正法に突破されましたが、真実の状況を話さなければなりません。話さなければ多くの人は時間の緊迫さについて本当に分かりません。

 【2016:天象の大審判、全ての人がその中にいる】

 再び2016年の東西天象合併の大審判天象を見ましょう。ただ単にサタンの魔の爪を審判するだけでしょうか? 火星の運行軌跡が通ったのはサソリの両足だけではなく、人間に見えない星も通過しました。同様に彼らを宇宙の天秤に連れて行って審判しました。その人間が見えないものは、人類社会が考え及ばない事に対応しています。実際、全ての人々は天に審判されました。未来と次元がすでに定められましたが、ただ最も表面の現実空間の人類社会に反映されていません。正法の時間の延長は、再び衆生に補うチャンスを与えることです。

 【旧勢力が定めた善悪の選択】

 前に幾つかの正法に保留された肝心な天象の節目を述べましたが、2003年1月1日に元々定められていた正法の終結点を突破し、ある層の旧勢力は遂に10年間延長し、2012年末まで延長しました。しかし2012年、再び正法に突破され、もう一層の旧勢力が5年間に限定させ、2017年に全て終わるように決めました。当然、低い次元の旧勢力の幾つかの延長は、さらに高い次元の旧勢力の計算通りの按排になっています。

 旧勢力のある次元の旧按排の中に、2016年の「熒惑が心宿に留まる」大審判天象の中で、反腐敗運動が基本的に完成し、中国が二つの按排に直面し、二つの選択肢があります。

 一つは負の按排であり、極めて少数の大法弟子が映像を見たことがあり、「中国共産党の反腐敗運動が人心を得た後、再び滅佛運動を起こし、中国共産邪党の生存を守るため、再び厳しく法輪功を弾圧する!」という文章を書いて明慧ネットに発表しました。

 「熒惑が心宿に留まる」は人間に天罰を与えるという天象です。歴史上ではじめて滅佛を起こしたのは北魏太武帝・拓跋燾であり、熒惑が心宿に留まる天象に応じ、深刻な災いを招きました。このような旧按排はこの反面的な教訓を汲み取っています。

 もう一つは正の按排であり、権力者は混乱を鎮め、正常に戻し、正法を盛んにして、前もって『推背図』の予言の中にある、中華民族が千年来期待している「大同盛世」を切り開き、人間はこのような正の按排を完成させます。このような按排は難易度が高く、現代人の神を信じる基点が低く、正神がいつも護っていることを信じておらず、自分自身の妨げが大きいからです。

 正の按排は『推背図』の予言の中にこの意味が現れています。

 負の按排は『ヨハネの黙示録』の中で予言されましたが、人間はその謎を解けてないだけです。

 『ヨハネの黙示録』の中に、「すると、もう1人の天使が降りて来るのを見ました。その手には底なしの淵に通じる穴の鍵とチェーンがありました。彼はあの龍を捉えて、古蛇である悪魔、サタンともいうものを千年縄で縛り……千年が経った時点で一旦それをしばらく解放しなければなりません……その千年になると、サタンは必ず地獄から解放され地上で各国を惑わす……」と記されています。

 前に分析しましたが、『ヨハネ黙示録』の中の「42カ月、1260日」は人間の時間であり、私たちは天象の正確な対応を展開しました。この「千年」は謎であり、人間は千年間待つことができません。それならば人間は十数代を経なければいけません。この「千年」は地獄の千年であり、人間の千日に対応しています。西遊記の中に「天上は一日、地上は千年」という言葉があります。地獄の時間はもっと早く、比べてみると「地上が一日、地獄は一年」となります。上に「サタンは地獄で千年縛られた」ということは人間の千日と対応し、上の旧按排は一目瞭然になります。

 今の権力者は、法輪功への弾圧について一度も言及したことがありません。逆に江沢民勢力を激しく打撃し、法輪功修煉者への血の債務がある江沢民派の役人を一掃し、さらに国の最高権力層で迫害の総代理人・周永康にも無期懲役を下しました。この段階になっても法輪功を迫害しているのは、江沢民派の迫害の旧い機器であり、残った江派の者たちはその迫害を維持しています。これは他の空間でサタンが「地獄一千年」に落とされたことの人類社会での現れです。

 前の西洋の天象では毒のサソリがサタンを象徴し、人類社会の実体は法輪功を弾圧する張本人・江沢民であることが、天象図の多くの箇所で正確に証明されました。周永康は中国共産党の最高権力層におり、公安部、検察院、法院、及び武装警察の実権を握り、胡錦濤を制約し、江沢民の法輪功への迫害の総代理人でした。彼は無期懲役の判決を下され、別の空間でサタンが地獄に落とされるたことに対応しています。

 つまり旧勢力の負の按排では、反腐敗運動の後に地獄のサタンをしばらく解放して、中国共産党を守るため、もう一度佛法を迫害し、大法弟子に最後の大きな試験を与え、常人に永存と壊滅を選択させる最後の機会を与えます。

 これは2016年の大審判天象の末日に現れる非常に短い試験です。この法難での人々の表現によって、天は全ての人の未来を定めます。黙示録では「その千年が終わるとサタンは必ず地獄から解放され、地上の各国を惑わす……彼らは海辺の砂のように数が多く、全ての地上に溢れて聖徒のところを囲む。天から火が降りてきて彼らを燃やし、その惑わす悪魔は硫黄の火の湖に捨てられる。そこは獣と偽の先知者がいるところであり、彼らは昼夜にかかわらず、永遠に苦痛に耐えなければならない」と予言しました。

 この負の按排は非常に邪悪で、人類の巨大な滅佛の罪を代価としています。大法弟子の角度から見れば、これらは全て正法に取り除かれるべきものです。しかし、もし大法弟子が人心を動かせば、人間をその最悪の結果に推し進める可能性があります。

 3. 常人にこれ以上期待せず 人心を放下して精進しよう

 もう一度李洪志師父の『北米での巡回説法』の中の説法を読みましょう。「それを常人が人間に対する迫害だと見なし、『いつ名誉回復してくれるのでしょうか? いつ終わるのでしょうか?』と常人の心を抱いて物事を考えていますが、皆さん考えてみてください、このような考えは大法弟子が抱くべきことなのでしょうか?」。また師父は「一人がこのように考えても、二人がこのように考えても、問題ではありませんが、もし大法弟子が皆このように考えていれば、それは問題になります」と説かれました。

 大法徒の教訓はすでに多くあり、常人に頼るとか、常人に頼って名誉を回復してもらうなど、人心を動かして最も良い結果を期待し、もたらされるのは最悪の結果になるかもしれません。常人に頼れば常人を壊滅させてしまいます。これらの執着や引き起こした人心を必ず取り除かなければいけません。全ての人心を放下して、延長された限りある時間を大切にし、人を救うことをしっかり行って、自分の誓約を果たし、正法の中でしっかり自分を修めることは、本当の精進になります。

 2016年の大凶天象が形としてすでに過ぎましたが、実質はまだ完全に過ぎていません。その原因は時間が正法に延長されたためです。その次の2017年の天象はさらに危険なものです。

 (続く)

 次集の目次:

 古今の天象から正法修煉の延長について考える(14)
 ——2017:新旧交代 極めて危険である(上)
 1. 『推背図』:乾坤は角宿と亢宿の間で造り直される
 2. 歳星が角宿と亢宿の辺りにあれば 王が更迭される
 3. 「6.10」と「12.3」天象による善悪が現れる
 4. 『推背図』の中に中国共産党の運命:1989~2017
 5. 2017年、大凶天象の堺


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/17/341953.html)
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      古今の天象から正法修煉の延長について考える(14)2017:新旧交代 極めて危険である(上)
      古今の天象から正法修煉の延長について考える(15)2017:新旧交代 極めて危険である(下)