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引用サイト:明慧ネット
http://jp.minghui.org/2017/04/18/52345.html
古今の天象から正法修煉の延長について考える(10)2003:金星と火星が氐宿に侵入し、天が疫病を降ろす-下
【明慧日本2017年4月18日】大法弟子全体の修煉の時間は師父に何度も延長して頂きました。多くの弟子はそれを大切にし、絶えず精進していますが、一部の人は時間が経つにつれて緩み、正法修煉の時間が延長されることに半信半疑になり、怠惰するうちに中士まで落ち、甚だしきに至っては圓満成就に対しても動揺し、正法修煉を放棄または大法に反対する側に走りました。——これらはすべて師父や法を完全に信じていないことによる結果です。遡れば、その根源は旧勢力が中華神伝文化を破壊し、現代人の大法を認識することに妨げをもたらしたからです。
当シリーズの文章は天象文化の玄妙な正確さを公開し、法を正す時間が一回一回延長されていることを証明し、同時に関連する偽りの歴史を暴露し、初めて封じられた歴史の真相を公開します。様々な惑わしから引き起こされたことによって、大法から離れた昔の同修を再び大法に戻らせ、このかつてない歴史の本当の価値を表す時期に、人間が存在する本当の目的を認識させ、このように惑わされている人はこの妨害を乗り越え、精進されるように願います。歴史の素晴らしさは今の人間が正法を認識し、救わるために展開されており、大法弟子が圓満成就して天の家に戻れるように、念入りに按排されたことです。 当文章は大法修煉の中での個人的な悟りなので、一つの交流として提供いたします。次元の限りがあるので、適当でないところがあれば皆さんから指摘していただき、皆さんが法を師として心を修めることを根本としていただくようお願いします。 (前文に続く) 李洪志師父は説法の中で「『新約聖書』ヨハネの黙示録の中に邪悪な獣が口をもって神を四十二カ月攻撃すると言っている、と皆さんが正見ネットに出した文章の中に書いてあります。つまり三年半の時間です。その通りかどうかはさて置いて」[1]と説かれました。『新約聖書』ヨハネの黙示録は最も解き難い予言です。この予言の中には、旧勢力が法を正す進捗に対して、詳しく按排していることがはっきり記されており、重要な参考や証明になります。 1. 『旧約聖書』は『新約聖書』の路を開き、歴史は正法の路を開く 『旧約聖書』が『新約聖書』の路を開くということをキリスト教徒は皆信じています。モーゼが創立したユダヤ教は、末法時期になると教義が歪まされ、人を救うことができなくなりました。その時、イエスが現れ、新しい教義を伝え、後世の人は記憶を辿って整理し、『聖書』の新約の部分になりました。 私たちは知っていますが、歴史は未来の路を開き、特に今の法を正す路を開いています。『新約聖書』ヨハネの黙示録は、はっきりと意味を表しています。イエスは「子羊」である「王の中の王、主の中の主」の路を開いていました。イエスはすでに彼の弟子を「子羊」に渡し、「子羊」は様々な魔難を通り、最後には法で人間を正し、全ての人に最後の審判を行います。 黙示録の予言は解き難いため、いろいろな解釈が出てきました。ある程度まで研究している学者達は、1999年前後、人類に大災難が起こった時、イエスが彼の弟子を救いに来ると考えていました。しかし1999年はすでに過ぎました。黙示録の中の地名や地域などは現在と全く対応していません。その地名が隠語であると思っている人もおり、こう解釈したり、ああ解釈したりして誰も確定の証拠が出せません。皆を心服させる解釈がないため、信じる人は永遠に信じ、疑う人は永遠に疑うという状況になりました。 今、私たちは天象に基づいて正確な対応証拠を出します。その前に有名なフランスの予言『諸世紀』を見てみましょう。その中には時間をはっきりと示している文章があります。 『諸世紀』の最も著名な篇 九九年七月 (1999年7月20日) アンゴルモワの大王をよみがえらせるために 法輪功への弾圧を始めた) 恐怖の大王が天から降りてくるであろう (中国共産党の赤色恐怖) その前後の期間、マルスは天下を統治する (マルス=マルクス) 人々に幸せな生活をもたらすという名の下に (共産主義は人民のために幸福をもたらすという看板を掲げている) (李洪志師父の経文『参考としての予言』より注釈) この予言が法輪功を示していることを、認めるかどうかは別として、この弾圧が時間通りに起こりました。他の解釈はありません。 もう一度1999年の天象図を見てみましょう。7月20日は火星が亢宿(こうしゅく)に戻った時刻です。626年に火星がこの位置に達した時、人間世界で玄武門の戦が起こり、佛を滅し道を滅する事を止めました。1999年、火星がこの位置を2回通過し、最初は4月25日であり、その日は佛を滅することを止めようとする大陳情が行われました。次は7月20日で、中国共産党が法輪功への弾圧を開始しました。中国共産党は公安、検察、裁判所、軍隊、武装警察、スパイ等、全ての国家機関を動かし、全てのメディアを操って法輪功を誹謗中傷し、天を覆い隠すほどの虚言を流していました。 図:1999年火星の奇跡の天象図、熒惑が順行して氐宿に留まり、逆行して角宿に留まる 『黙示録』によると「子羊が法難を受ける」ことについて下のような比喩的な予言が作られました。「天上に神秘的な光景が現れた。一匹の赤い龍は、七つの頭、十の角があり、全ての頭に王冠を被っている。その尻尾は天上の3分の一の星を地上に叩き落とした……最後にその赤い龍は倒され天上から落とされた。それは(ヨハネの黙示録に記されている)蛇であり、その名前は悪魔やサタンで全人類を惑わす存在である」 前回私たちは2001年「熒惑が尾宿に留まり、サタンは足に怪我を負う」の天象を展開した時、サタンが代表する無形のものは中国共産党であり、有形の実体は当時の共産党の頭目・江沢民であることをはっきりと論証しました。 『黙示録』にはまた隠喩して「その獣は神を冒涜し、誇張できる口を得、その口を気の向くままに42カ月間使えるという権限を授けられた。その獣は口を開いて神を侮辱し、神の名誉や、神の住所と天人をも冒涜する。その獣は神の子を攻撃することを許され、そして各団体、各民族、各国家及び各種言語を話す人を押さえつける権利も得た」。その後、42カ月という言葉は数回出てきており、つまり1260日間ということです。 つまり、この1260日の中でサタンは、任意に佛を誹謗中傷することができ、正法を非難しても問題ありません(2001年は軽い天罰)。1260日以後に状況が変わり、世間に対して警告する大きな天罰がやってきました。時間点で言えば、1999年7月20日から1260日を数えて2003年1月1日になりました。下の天象図を見ましょう。 図:2003年の天象図:二つの星が氐宿に侵入し、天罰として中国全土にSARSが流行した 2003年1月1日は、火星が氐宿の中心に侵入した時刻になり、その時、金星も氐宿に深く侵入しました。『史記・天官書』に「氐は天の根、疫病を管理する」と記されており、二つの罰星が深く氐宿に侵入することは、中国全土に大きな疫病が流行することを意味しています。 2003年1月1日は、ちょうどSARSが医療関係者に感染したばかりの時であり、中国医学界の権威は「伝染性の強い新しい疫病が来た」と認識したところでした。1月2日、中国医学会の専門家たちは、広東省河原市で調査を行いました。また、天象は1日もズレがなく人間と対応していました。 『新約聖書』ヨハネの黙示録の中の「42カ月」、「1260日」は正確に天象の座標と対応し、フランスの大予言書『諸世紀』と同様に中国と対応しており、中国共産党が法輪功を弾圧する赤色の恐怖事件とも正確に対応しています。一日のズレもなく、他のことでこの解釈はできず、法輪大法しか対応できません。古今の著名な経典や予言と天象を合わせることによって、唯一の証明になりました。 2. 天象は人間世界と対応、現実は予言と対応、時間が延長させている 昔伝わっていた1999年の人類の大劫難、大壊滅の予言は最も低い次元の予言であり、最も低い按排です。この予言を最初に伝えた者は次元が低く、人間世界に大法が伝わることが見えませんでした。しかし多くの予言は、この最も低い次元の按排を超えており、人間世界に大法が伝わることを予言しました。1992年、法輪大法が世に伝わりはじめ、師父は大法徒と一緒にこの天の劫難を引き受け、人々を救っています。ですから後の時間を延長することは必要であり必然です。 李洪志師父は説法の中で「『新約聖書』ヨハネの黙示録の中に邪悪な獣が口をもって神を四十二カ月攻撃すると言っている、と皆さんが正見ネットに出した文章の中に書いてあります。つまり三年半の時間です。その通りかどうかはさて置いて」[1]と説かれました。 大法の師父は説法の中で「この歴史は全部新たに按排されたからです。多くの預言も含め、それが後期段階で合っているかどうかに関わらず、邪悪を震え上がらせ、世の人々にヒントを与える作用があり、世の人々を警告し目覚めさせることができます。ですから、幾らかの正しい作用を果たすことができます。大法弟子は如何なる預言にも従って行なってはいけません。あなたは大法に従って行なうべきです! 大法弟子が行なうべきことに従って行なうべきです!」[2]と説かれました。師父はまた「大法弟子は他でもなく大法に従って行なうということです。皆さんは歴史を造っており、未来を造っており、誰の按排も歴史と未来を決めることができず、誰であっても見えたことは既に変えられたことです。たまたま幾つかのことが現実と同じであっても、それも按排の中で必要があるから、そのように按排されたのです。これだけのことに過ぎません」[2]と説かれました。 師父はこの中で『新約聖書』ヨハネの黙示録に記された「42カ月」を説かれました。筆者の理解によると「42カ月」を説かれた時、法を正す中で師父によってすでに変えられました。しかし、この大切な天象の時間点は永遠に証明として残されました。 前に述べた『旧約聖書』では、モーゼがエジプト人に警告するため、十の災いを降ろしたと記されています。その中の3回は疫病であり、毎回災難が来る時、エジプト人は怖くてたまらず、ファラオはモーゼに許しを請いました。しかし、災難が過ぎると彼らは偶然だと思い、継続的に正しい信仰をしているユダヤ人を迫害し、奴隷として扱っていました。 千年以後、ユダヤ人がイエスを迫害し、あるいはローマ人がキリスト教徒を迫害する時、人間世界には「歴史を書き換える大疫病」と称される疫病が3回発生しました。ローマ人は、これが正しい信仰者への迫害によってたらされた天罰とは思わず、逆にこの疫病の根源はキリスト教徒の存在だと認識していました。ローマは一回一回正しい信仰を迫害し、惑わされて悪事を働く一般の民衆も一回一回疫病によって一掃されました。 現在、中国共産党によって法輪功への迫害が、旧按排の天象に刻まれました。天象に対応する疫病の天罰も日付通りに発生し、同様に人類に警告するためです。しかし、どのくらいの人が目覚められるのでしょうか? 多くの人はこれが偶然だと思い、継続的に大法を誹謗中傷しています。黙示録の「(天罰によって)悔い改めることではなく、天罰の苦痛によって神を誹謗する」の予言のようにSARSの時、中国共産党は引き続き大法を迫害し、メディアも引き続き虚言を流していました。 もう一度2003年の天象図を見ましょう。二つの星が氐宿に侵入することに対応するのは一般の疫病ではなく大疫病です。黙示録の予言で次のように記されています。「その獣は神を冒涜し、誇張できる口を得、その口を気の向くままに42カ月間使えるという権限を授けられた。その獣は口を開いて神を侮辱し、神の名誉や、神の住所と天人をも冒涜し、その獣は神の子を攻撃することを許され、そして各団体、各民族、各国家及び各種言語を話す人を押さえつける権利も得た」。つまり1999年7月20日から42カ月後に大きな疫病がもたらされ、邪悪は神を誹謗する権利がなくなります。 師父は「当時按配したのは10年間です。法を正す時間は10年、法がこの世を正す時間は10年、合わせて20年です。師父は系統的にこのことを行い、このことを按配しました。旧勢力は割り込んできて全部台無しにしてしまいました」[3]と説かれました。 私の理解では、元々の按排は法を正すことは1992年から2002年までで、法がこの世を正すことは2002年から2012年まででした。上の「42カ月」の最後の日はちょうど2002年12月31日です。中国共産党による正法への弾圧が1260日を過ぎると、2003年1月1日から新たな段階に入ります。つまり元々の按排は、邪悪が佛法を攻撃して42カ月を過ぎると、天が彼の権利を回収し、迫害を停止させ、法を正すことは終わり、大きな疫病が降ろされ、正法を敵視し、または正法修煉者への迫害に参与した人が淘汰されます。その後、法がこの世を正す新しい段階に入る予定でした。しかし旧按排が変えられたことにより、このようにはなりませんでした。 なぜ師父は法を正す時期にこの旧按排を変えたのでしょうか。なぜ予言の「42カ月の迫害」の後に、すぐ法を正すことを終わらせなかったのでしょうか? これはあまりにも奥深く広い天機ゆえ、適当な時間、場所、および聞く対象がなければ話すことができません。しかし、師父は私たち大法弟子に説かれました。つまり私たちも知っているように、一つはその時、合格している大法弟子が少ないこと、もう一つは旧勢力の破壊によって、救われる人が少ないため延長する必要があります。 まず、天象に対応する当時のこの世の事件は、正法によって変えられました。いわゆる天象が改変され、疫病は旧按排のように大きなものではなくなりました。法を正す目的は多くの衆生を救うことですが、旧勢力の按排では2003年に大淘汰が発生します。この旧按排は大法の最初の目的とは異なり、そして疫病では多くの人を目覚めさせることができないため、この大疫病は正法によって変えられ、弱くなったことは必然です。しかし中国共産党はSARSに勝ったと宣伝し、功績として自らを称賛し、継続的に大法を誹謗中傷しています。 次に予言された後続の事件も変えられ、迫害は停止されずに続いており、邪悪も収束されていません。迫害期間の延長は、大法弟子の修煉の時間が延長されたからです。 天人合一、人間世界の変化は天象と結合して正確な時間が定められました。私たちが見たところでは42カ月以後、修煉の時間がはじめて延長され、これは大法弟子を成就させるために作られた大変難しい延長です。この延長に伴い邪悪が悪事を働くことも延長され、罪がさらに大きくなりました。延長することは無条件ではなく、罪を負担する人が必ずいます。多くの淘汰されるべきだった人の命が延長され、救われる人がいなければいけません。では誰が負担するのでしょうか? 全体からみれば大法弟子が負担している部分は少なく、ほぼ師父が衆生のために受け持たれています。 天象に照らして私たちが見たものは、「2003年から時間が延長され、延長された時間は大法弟子の正法修煉のため、脱落した弟子、また大法から離れた弟子、および誤った路に入った弟子を再び大法に戻らせるためです。しかし、この難しく貴重な機会を大切にしている人はどのくらいいるのでしょうか?」 (続く) 次集の目次 古今の天象から正法修煉の延長について考える(11) ──2012:マヤが予言したことはすでに延長された 1. 不思議なマヤの予言も、正法のための土台だった 2.旧勢力はなぜ破壊を企てるのか? 正法はなぜ遅らせられたのか? 3. 一層一層の旧宇宙の按排 積み重なる予言の存在 注: [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法ニ』「二〇〇二年ワシントンDC法会での説法」 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」 [3] 李洪志師父の経文:『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/11/341950.html) |