動画 画像 音声 記事     
         
サブメニュー
      物語
      映画
物語  >  物語  >  はきつぶした9足の靴
はきつぶした9足の靴
ワンさんは70歳で 中国の四川省出身です。とてもやさしい心の持ち主で、村の人たちから 尊敬されています。

梅雨の時期になると、ワンさんは全身に痛みとかゆみが生じ、毎年苦しんでいました。我慢できないときは、血が出るまで引っかいていました。

幸いにも、ワンさんの病気は治りました。 法輪大法の修煉を始めたからです。親戚や近所の人はワンさんの病気が治ったことを とても喜びました。

しかし、その後まもなく1999年7月に、中国で大厄災が起こりました。国内のメディアが一斉に 猛烈な勢いで法輪大法への批判をはじめたのです。そして警察は正当な理由なしに、法輪功学習者の逮捕を始めました。

ワンさんは 法輪大法が侮辱されるのが許せなかったので正義を求めて 北京に行く決心をします。

しかし至る所で警察が法輪功学習者を逮捕していたため、交通手段を使わずに、歩いていくことにしました。

揺るぎない信念を持ってワンさんは歩き始めました。線路に沿い、北京へと向かったのです。

四川から北京までは 2,000キロメートル以上あります。山を越え、田畑を横切り、村や街を通り過ぎました。

2ヵ月後の2001年10月5日、ワンさんはようやく北京にたどり着きました。ワンさんは 天安門広場で一番威厳のただよう場所を選び、座禅をくみました。

2人の警官が 遠くからそれを見つけて、カミソリのような目でワンさんをにらんで 走ってきました。彼らの仕事は 法輪功学習者を逮捕することだったのです。

「まあ 待ちなさい お若いかたがた」ワンさんは穏やかに言いました。「私には 言いたいことがあります」
ワンさんは、バッグの中をまさぐって、すり減ってボロボロでになった布の靴を取り出し、地面の上に置きました。そして次々と靴が出てきます。

ボロボロの9足の靴が、きれいに並べられました。赤の広場の グレーな地面の上に。

「私は 四川省から2ヶ月間 歩いて来ました。2,000キロメートル以上の距離です。合計 9足の靴を はきつぶしました。北京にたどり着くまで 、私は多くの苦難に直面し おそれず戦いました。この一言が言いたくて。法輪大法はすばらしい。間違っているのは政府のほうだ」

二人の警官は、雷に打たれたような衝撃を受けました。地面にそろえられた 9足のボロボロの靴、真実を命がけで伝えようとする老人。

「これはいったいどういうことなのか?」警官たちの心に 深い感動が巻き起こりました。警官たちの目から 涙がこぼれました。そして ワンさんの言うことを承服したのです。

「あなたのメッセージを必ず伝えます。どうぞ家にお戻りください」

ワンさんは 自分の立てた誓約を果たしたと感じました。 靴を自分のかばんにしまい、立ち去りました。

2人の警官は 王さんの背中を見送りました。ワンさんのか細い姿が 天安門広場から見えなくなるまで。

非道な迫害に直面した時、黙っていてはいけません。中国の法輪大法の修煉者たちは無実なのです。真・善・忍の信念を捨てないために、迫害を受けているのです。

法輪大法は「真・善・忍」の理念に基づいて、心身の健康を目指す中国の伝統的な修煉法です。