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引用サイト:明慧ネット
http://jp.minghui.org/2004/07/11/xgs_040711_01.htm
師父が法を伝えられた時の思い出(四)
文/北京の法輪功学習者

 10.春節(中国の正月)を忘れるほど苦労された師父

 1994年春節の前、師父は済南で第一期の講習会を行う。ある日講習会の後、(講習に参加した)北京で大法の仕事を担当する学習者の奥さん(同じ法輪功学習者である)が師父にギョーザを届けにきた。師父は「今日は特別な日ですか?」と彼女に聞き、彼女は「今日は大晦日ですよ」と答えた。師父はこれで今日大晦日であることに気付き、他の大法の仕事を担当する学習者にもギョーザを食べるよう勧めた。

 春節は中国人にとって最も盛大で厳かな祝日で、大晦日はどの家も家族揃って集まる最も重要な日である。しかし師父は衆生を救い済度するため、大晦日でも忙しくて、春節さえも忘れるほどたった。

 11.私利のため勝手に功能を使った教訓

 1994年6月、済南で第二期の講習会を行った。ある日講習が終わった後、(講習に参加した)付淑蘭さんは一壷の煮えたぎったお茶を持ち、芙蓉さん(ペンネーム)と、もう一人の学習者と一緒に町に出た。

 交差点に来て、信号が赤になった。付淑蘭さんは古い学習者で、功能のことを知っているので、「芙蓉さん、その方向の車を止めさせてみて」と芙蓉さんに言った。芙蓉さんは口から出任せで「止まれ」と言ったら、1台の車が急に止まった。これは偶然だと思い、芙蓉さんはまた口から出任せで「止まれ」と言ったら、また1台の正常に走っている車が止まってしまった。芙蓉さんはまだ偶然だと思い、このように続けざまに4台の車を止めさせた。今回芙蓉さんは信じせざるを得ず、心の中で「しまった、悪い事をしたのではないか?」と考えた。付淑蘭さんともう一人の学習者はとてもうれしくて、「これで、道を渡ろう」と言った。芙蓉さんは悪い事をした子供のように、急いで彼女たちの後ろについて逃げていった。

 彼女たちはバスに乗った。バスは走行中、突然急ブレーキをかけた。それにより、付淑蘭さんは床の上に仰向けに転んで、一壷の煮えたぎったお茶が全部自分の顔にかかってしまい、またやかんが彼女の額にぶつかり大きな青いこぶができた。もう一人の学習者は席の背もたれにぶつかって、痛くてたまらず、しばらく息ができなくなり、顔色は蝋のような黄色になった。芙蓉さんは他の人に足を踏まれた。バスの中で彼女たち三人だけが被害に遭った。人に車を止めさせるよう指図した付淑蘭さんは1番ひどかったが、すでに悪いことをしたと気づいた芙蓉さんは一番軽かった。

 バスを降りると、芙蓉さんは付淑蘭さんが額の青いこぶ、茶の葉っぱの付いている顔、びしょびしょの体を見て、思わず笑った。付淑蘭さんはこの時ようやく分かって、「笑わないで、私達は罰が当たったのよ」と言った。

 この時皆が師父の講習会での話しを信じるようになった。「この講習会を受けてから、すべての人が功を持つようになりましたが、自分の執着心のため勝手に功能を使って常人社会の状態を破壊してはなりません。でなければ心性が落ち、功能が閉じられあるいはなくなってしまいます。」さっき自分たちが交通ルールを守らず、自分のために他の車を止めさせたので、バスで急ブレーキに遭い、懲罰と警告を受けたことも分かった。ところが師父はやはり学習者を保護した——顔にそんな熱いお湯をかけられた付淑蘭さんは、やけどをしていなかった。

 12.“帰って実修したほうがいい”

 付淑蘭さんは自分の過ちが分かり、講習会から帰って、額の青いこぶも一瞬の間になくなった。今度また師父が怪我を完治できることに執着し、芙蓉さんたちに「私は師父の後に付いて行くことにした。一期の講習会が終わると、病気を一つ治してくれる。たとえ師父に電源プラグを持って準備を手伝うだけでも、私は付いていかなければならない」と言った。休憩の後の講習会で、師父は皆さんに「ある古い学習者はすでに何回も講習を聞き、分かったはずなのに、彼女がいつも私に付いて来ます。ただ私に付いて来ても、実修しなければ何の効果もないので、帰って実修したほうが良いのです。」と話した。

 講習会の後、付淑蘭さんは不思議でしょうがなく、「師父は何でも知っている?!」と言った。





(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/26/77631.html)